「じごぜんかき」とは



広島湾一帯では、縄文・弥生の時代から天然のかきが食べられていました。

湾には、豊かな中国山地の山懐から注ぎ出る太田川の清流が流れ込み、清流は内海の海水と混ざり、湾を巡るうちに 日光をいっぱいに浴びた栄養素の高いプランクトンを繁殖させ、「かきの自然のゆりかご」をつくっています。

特に、世界遺産「宮島」に対岸に位置する地御前は、ふくよかな汐が最も多く集まる海域で、玉のようなつややかな身に、くっきりとした黒いひだを持った「じごぜんかき」を誕生させているのです。

それが「じごぜんかき」の、おいしさの秘密なのです。




世良水産の主な出荷先は、東京築地中央市場です。筑地市場でも、広島ブランドの「じごぜんがき」として有名です。
天皇賞、水産庁長官賞受賞(じごぜんかき)





じごぜんかきが、トップブランドの評価を得ている理由のひとつは、他のかき養殖漁場と比べてイカダの間隔が広く取られているためです。

生育期のかきが、いわば”広い遊び場”でのびのびと育つため、身がしっかりと大きく色つやもよくなるからなのです。





世良水産のかき打ち場



ベルトコンベアでかき打ち場に運び込まれるかき。

毎朝7時から午後4時20分まで10人がかきを打ちます。

毎日、約1万個のかきが打たれ、出荷されます。

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